転職

ワンキャリア転職の「キャリアパス」で転職元・転職先のデータから会社を選ぶ方法

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転職先を選ぶとき、求人票や社員クチコミを確認しても、「この会社へ入った後、どのようなキャリアにつながるのか」までは分かりにくいことがあります。

仕事内容や待遇が希望に合っていても、入社後に得られる経験と将来の選択肢が、自分の希望に合うとは限りません。

そこで確認したいのが、その会社へ転職した人の出身企業と、その会社から転職した人の転職先です。

転職元と転職先のデータを見ると、会社名だけでは分からない「人材がどこから入り、どのような経験を経て、次にどこへ進んでいるか」を考える材料になります。

ただし、確認できる転職事例は一部であり、同じ会社へ入れば同じキャリアを歩めるわけではありません。

大切なのは、転職先の会社名を追うことではなく、次の点を読み取ることです。

  • どの業界や職種から入社しているか
  • 入社前後で職種や役割がどう変わったか
  • 在籍中にどのような経験を得たと考えられるか
  • 退職後はどの業界や職種へ進んでいるか
  • 自分の経歴と事例にどのような違いがあるか

この記事では、ワンキャリア転職の「キャリアパス」や転職体験談を使い、転職元・転職先の情報から会社を調べる手順を解説します。

転職先を入社後のキャリアまで考えて選ぶ基本的な方法は、次の記事で詳しく整理しています。

目次

ワンキャリア転職の「キャリアパス」で確認したいこと

ワンキャリア転職の企業ページでは、企業ごとの転職体験談とあわせて、キャリアパスを確認できます。

主に分けて見たいのは、次の2方向です。

  • この企業への転職
  • この企業からの転職

「この企業への転職」では、その会社へ転職した人が以前どの会社や職種で働いていたかを確認する材料になります。

「この企業からの転職」では、その会社で働いた人が、その後どの会社や職種へ移ったかを確認できます。

企業によっては、転職前後の会社だけでなく、職種、役職、社会人歴、転職理由、転職後に感じた変化などを確認できる事例もあります。

見るべきなのは、転職元と転職先の会社名だけではありません。

職種、役職、経験年数、仕事の変化まで見ることで、その会社がキャリアの中でどのような位置にあるのかを考えやすくなります。

転職元・転職先のデータを見る4つの視点

転職事例を会社選びに生かすには、情報を4つの視点に分けて確認します。

【転職元・在籍中・転職先を読み解く4つの視点】

視点確認すること分かること
転職元前職の業界、会社、職種、役職どの経験を持つ人が入社しているか
入社時の変化職種、役割、業界の変化どのようなキャリアチェンジがあるか
在籍中の経験担当業務、役割、得た経験次の仕事につながった可能性がある経験
転職先次の業界、会社、職種、役職社外で生かされている経験の方向

転職元だけを見ると、応募先がどのような人を受け入れているかを考えられます。

転職先だけを見ると、その会社で得た経験がどの方向へつながっているかを考えられます。

両方をつなげて見ることで、入社前、在籍中、退職後という一連の流れを整理できます。

方法1.「この企業への転職」から入社者の共通点を探す

最初に、その会社へ転職した人の出身企業や前職を確認します。

ここでは、会社名の有名さではなく、入社前の経験に注目しましょう。

前職の業界を見る

同じ業界から転職している人が多く見つかる場合は、業界知識や顧客理解が評価されている可能性を考えられます。

異なる業界からの転職事例が複数見つかる場合は、業界経験よりも職種経験や課題解決経験が生かされている可能性があります。

たとえば、IT企業へ転職した人の前職が次のように分かれていたとします。

  • 別のIT企業で法人営業
  • メーカーで法人営業
  • 金融機関で法人営業
  • 人材会社で法人営業

この場合、「IT業界の経験者だけが入社している」とは限りません。

業界が異なっても、法人顧客への提案、無形商材の営業、複数の関係者との調整など、共通する経験があるかもしれません。

前職の職種を見る

会社名よりも、前職と転職後の職種の組み合わせを見ることが大切です。

  • 営業から営業
  • 営業からコンサルタント
  • 経理から管理会計
  • エンジニアからITコンサルタント
  • 人事から組織・人事コンサルタント

職種が同じ場合は、顧客、商材、役割、業務範囲がどう変わったかを確認します。

職種が変わっている場合は、前職のどの経験が新しい仕事へ生かされたのかを考えます。

役職と経験年数を見る

同じ職種でも、担当者、リーダー、管理職では求められる経験が異なります。

社会人歴や役職を確認できる場合は、自分との違いも整理してください。

  • 自分より経験年数が長くないか
  • 前職ですでに管理職を経験していないか
  • 特定分野の専門知識を持っていないか
  • 応募先と関係の深い顧客を担当していなかったか

同じ会社から転職した事例があることより、自分と近い経験を持つ人が、どのような役割で入社しているかを見ることが重要です。

方法2.入社前後の職種と役割の変化を見る

次に、転職によって仕事内容がどのように変わったかを確認します。

転職前後で会社名だけが変わっていても、仕事内容が大きく変わっている場合があります。

反対に、業界が変わっていても、担当する仕事は似ている場合があります。

職種名が同じ場合

職種名が同じ場合は、次の変化を確認します。

  • 顧客の規模や業界
  • 扱う商品やサービス
  • 新規営業と既存営業の割合
  • 担当する案件の規模
  • 意思決定に関われる範囲
  • 個人とチームの役割

たとえば、前職も転職後も法人営業であっても、完成した商品を販売する仕事から、顧客の課題に合わせて提案を設計する仕事へ変わっている場合があります。

職種名だけでは、こうした変化は分かりません。

職種名が変わっている場合

職種が変わっている場合は、前職の経験と新しい仕事の共通部分を探します。

法人営業からコンサルタントへ移った事例なら、次の経験がつながっている可能性を考えられます。

  • 顧客の課題を聞き取る経験
  • 提案内容を組み立てる経験
  • 経営層へ説明する経験
  • 複数部署を調整する経験
  • 数値を用いて改善策を考える経験

ただし、実際にどの経験が評価されたかは、個別の選考や求人によって異なります。

転職体験談に転職理由や役立った経験が書かれている場合は、職種名だけで推測せず、その内容も確認しましょう。

方法3.「この企業からの転職」から次の選択肢を調べる

その会社で働いた後、どのような会社や職種へ移っているかも確認します。

ここでは、「有名企業へ転職した人がいる」という見方だけで終わらせないようにしましょう。

転職先の業界を見る

転職先の業界を見ると、その会社で得た経験が、どの分野で使われているかを考える材料になります。

たとえば、ある会社から次のような業界への転職事例が見つかったとします。

  • 同業他社
  • 取引先となる事業会社
  • コンサルティング会社
  • スタートアップ
  • 金融機関

同業他社への転職が見つかる場合は、業界知識や職種経験を深める道が考えられます。

事業会社への転職が見つかる場合は、支援する側から事業を運営する側へ移る道が考えられます。

ただし、見つかった事例が一般的な進路とは限りません。

転職先の職種を見る

転職後の会社名だけではなく、職種の変化を確認します。

  • 営業から営業企画
  • コンサルタントから事業企画
  • エンジニアからプロジェクトマネージャー
  • 経理から管理会計
  • 採用担当から人事企画

職種が変わっている場合は、在籍中にどのような仕事を担当したことで次の役割につながったのかを考えます。

たとえば、営業から営業企画へ移っているなら、個人の営業成果だけでなく、営業プロセスの改善、データ分析、研修、仕組みづくりなどを経験していた可能性があります。

詳しい経験が確認できない場合は、断定せず、会社の社員紹介や求人票で補いましょう。

役職の変化を見る

役職が確認できる場合は、転職前後の変化も見ます。

ただし、会社によって役職名や責任範囲は異なります。

前職で「マネージャー」だった人が、転職後に「役職なし」と表示されていても、担当する案件や報酬、責任が下がったとは限りません。

役職名だけで上下を判断せず、担当業務と責任範囲を確認する必要があります。

方法4.複数の事例から共通点と例外を分ける

一人の転職事例だけでは、その会社へ入る人や退職後の進路に共通する特徴は分かりません。

できる範囲で複数の事例を確認し、共通している部分と個別性が高い部分を分けます。

分類確認すること判断方法
共通点複数の事例に見られる業界・職種・経験会社選びの仮説にする
例外一人だけに見られる特殊な移動一般的な道と決めつけない
不足事例が少なく確認できない部分別の情報源で補う
相違自分と事例の経験年数や役割の違い同じ結果を想定しない

3件見つかったから傾向とは限らない

複数の事例が見つかっても、会社全体の人数と比べて少ない場合があります。

また、公開されやすい職種や、投稿する人が多い職種へ事例が偏っている可能性もあります。

確認できた範囲の共通点として扱い、「この会社では全員が同じ道へ進む」と一般化しないようにしましょう。

情報が多い会社と少ない会社を件数で比較しない

転職体験談が多い会社ほど、転職しやすい会社とは限りません。

会社の規模、サービスの利用者数、投稿の集まりやすさなどによって、掲載件数は変わります。

件数の多さではなく、自分の会社選びに必要な事例が見つかるかを確認してください。

方法5.自分の経歴と照らし合わせる

転職元・転職先の事例を見つけたら、自分の経歴と比較します。

同じ会社や職種の経験があっても、次の条件が違えば、選考結果や入社後の役割は変わります。

  • 経験年数
  • 担当した顧客
  • 扱った商品やサービス
  • 個人とチームでの役割
  • 管理職経験
  • 成果の内容
  • 専門知識や資格
  • 応募した時期

比較するときは、同じ点と足りない点を分けて整理します。

比較項目確認した転職事例自分の経験追加で考えること
前職の業界事例の内容自分の業界業界知識をどう補うか
前職の職種事例の内容自分の職種共通する業務は何か
経験年数事例の年数自分の年数役割の違いはあるか
得意な経験事例で生かされた経験自分が説明できる経験具体例を用意できるか
転職後の役割事例の職種と役職自分の希望求人内容と一致するか

転職事例は、自分が応募できることを証明する資料ではなく、自分の経験をどのように整理すべきかを考える材料です。

転職元・転職先のデータから分かること

入社者に求められそうな経験の仮説

複数の転職元を見ることで、その会社に入る人が持っている経験の共通点を考えられます。

たとえば、異なる業界から入社している人に「法人営業」「大企業への提案」「無形商材」という共通点があれば、業界経験よりも営業経験が重視されているという仮説を作れます。

ただし、実際の応募条件は求人票で確認してください。

職種変更が行われている事例

転職前後の職種を見ると、どのようなキャリアチェンジの事例があるかを確認できます。

ただし、同じ会社へ入れば同じ職種変更ができるとは限りません。

本人の経験や募集ポジションによる違いも含めて見ましょう。

経験が生かされている業界や職種

その会社からの転職先を見ると、在籍経験がどの業界や職種につながっているかを考える材料になります。

複数の人が同じ方向へ移っている場合でも、会社の一般的な進路と断定せず、確認できた事例として扱います。

企業がキャリアのどこに位置するか

転職元と転職先をつなげると、その会社がキャリアの中でどのような位置にあるかを考えられます。

  • 未経験分野へ移る入口になっている
  • 特定の専門性を深める場所になっている
  • 管理職経験を積む場所になっている
  • 支援会社から事業会社へ移る途中にある
  • 大企業から成長企業へ移る際の選択肢になっている

これらは事例から作る仮説です。

実際にどの経験を得られるかは、応募する求人と配属先で確認しましょう。

転職元・転職先のデータだけでは分からないこと

転職事例は便利な情報ですが、会社選びに必要なすべての情報を確認できるわけではありません。

転職に成功した理由

転職元と転職先の会社名が分かっても、選考で何が評価されたかは分からない場合があります。

本人の専門知識、成果、人脈、応募時期など、画面上では確認できない要素もあります。

在籍中に担当したすべての仕事

転職前後の職種が分かっても、在籍中にどのプロジェクトや顧客を担当したかまでは分からないことがあります。

次の転職につながった経験を考える際は、社員紹介、求人票、転職体験談の本文なども確認しましょう。

会社全体の一般的なキャリア

公開されている転職体験談は、会社で働いた人全員の情報ではありません。

見つかった事例を、社員全体の傾向や会社が保証するキャリアとして扱うことはできません。

現在も同じ環境か

会社の事業、組織、採用方針、評価制度は変わることがあります。

転職した時期や在籍時期を確認し、現在の求人や採用ページと照らし合わせてください。

データを会社選びへ生かす3段階

転職元・転職先の情報は、見つけただけでは会社選びに生かせません。

次の3段階で整理します。

【転職データを仮説・確認・判断へつなげる3段階】

段階1.事例から仮説を作る

まず、複数の事例から共通する業界、職種、経験を探します。

たとえば、法人営業からコンサルタントへ移っている人が複数見つかった場合、「顧客への提案経験が生かされる可能性がある」という仮説を作れます。

段階2.現在の求人と企業情報で確認する

次に、現在の求人票や採用ページを確認します。

  • 応募条件に自分の経験が含まれているか
  • 入社後に担当する仕事は何か
  • 事例と同じ職種を募集しているか
  • 必要な経験年数や役職が異ならないか
  • 事業や組織が大きく変わっていないか

転職事例と現在の求人が一致しない場合は、現在の募集内容を優先してください。

段階3.面接や面談で不明点を確かめる

公開情報で分からないことは、面接や面談で質問します。

  • この職種では、どのような前職経験を持つ人が働いていますか
  • 異業界から入社した人は、入社後にどのような仕事から担当しますか
  • この部署で経験した人は、社内でどのような役割へ進んでいますか
  • 中途入社者が職種を越えて異動した事例はありますか
  • 入社後1~3年で期待される役割の変化を教えてください

転職体験談で見つけた個人名や詳細を持ち出すのではなく、職種や経歴の傾向について尋ねると自然です。

転職元・転職先データを見るときの注意点

会社名の格付けに使わない

有名企業から入社している人がいるから優れた会社、有名企業へ転職した人がいるから将来性が高い会社とは限りません。

会社名ではなく、担当していた仕事と経験のつながりを確認してください。

転職先を結果の保証と考えない

同じ会社で働いても、担当業務、成果、経験年数、希望条件は人によって異なります。

過去の事例と同じ会社や職種へ転職できるとは限りません。

事例がないことを否定材料にしない

自分と同じ経歴の事例が見つからなくても、応募できないとは限りません。

掲載されている事例が少ない、投稿者の職種が偏っているなどの可能性があります。

古い事例を現在の採用基準と混同しない

数年前の転職事例と現在の求人では、求められる経験が変わっている場合があります。

現在の求人票、採用ページ、面接で確認した内容を優先しましょう。

転職元と転職先だけで会社を選ばない

転職事例が魅力的でも、入社後の仕事内容や働き方が自分に合わなければ、希望する経験を積みにくくなります。

次の項目もあわせて確認してください。

  • 入社後に担当する業務
  • 配属される部署
  • 評価基準
  • 勤務条件
  • 社内異動の実例
  • 会社の事業方針

求人票以外から仕事内容、配属、評価、働き方を調べる方法は、次の記事で詳しく解説しています。

ワンキャリア転職でキャリアパスを調べる手順

ワンキャリア転職で企業ごとのキャリアパスを調べる場合は、次の順番で確認します。

  1. 調べたい企業のページを開く
  2. 転職体験談やキャリアパスを確認する
  3. 「この企業への転職」で転職元を見る
  4. 「この企業からの転職」で転職先を見る
  5. 職種、役職、社会人歴を確認する
  6. 転職理由や役立った経験を読める場合は確認する
  7. 現在の求人や企業の採用ページと照らし合わせる

転職先の会社名だけを一覧で見るのではなく、一件ずつ前職と転職後の仕事内容を確認するのがポイントです。

転職後の昇進、異動、職種変更など、キャリアパスを調べる基本的な方法は次の記事も参考になります。

ワンキャリア転職で現在掲載されている企業のキャリアパス、求人、転職体験談などを確認したい方は、リンク先の内容を見て判断してください。

【詳細はこちらをクリック↓】

公的統計は業界全体の動きを見るために使う

企業ごとの転職事例に加えて、業界全体の人の動きを知りたい場合は、公的統計も参考になります。

厚生労働省の雇用動向調査は、主要産業における入職と離職、転職入職者の状況などを調査しています。

ただし、公的統計で分かるのは、産業や職業などの大きな単位での動きです。

特定企業から特定企業への転職経路を確認する資料ではありません。

情報源確認できる範囲使い方
公的統計産業や職業全体の入職・離職労働市場全体の動きを見る
企業の転職体験談個別の転職前後の経験具体的なキャリア移動を見る
求人票現在募集している仕事と条件自分が応募する仕事を確認する
面接・面談応募先の現在の状況不明点を確かめる

大きな傾向と個別事例を混同せず、それぞれの役割を分けて使いましょう。

会社ごとに作りたいキャリア移動の確認表

転職元・転職先の情報を見つけたら、会社ごとに表へまとめます。

確認項目確認した内容自分との共通点・違い追加確認
主な転職元の業界確認できた業界自分の業界との違い業界未経験でも対象か
主な転職元の職種確認できた職種共通する業務必要な経験年数
入社後の職種転職後の役割自分の希望との違い実際の仕事内容
主な転職先の業界確認できた業界自分が興味を持つ方向生かされた経験
主な転職先の職種確認できた職種希望する次の役割社内でも経験できるか
事例の時期転職した時期現在との時間差採用方針の変化

表を埋めた後は、次の3点を文章にします。

  • この会社へ入る人に共通して見える経験
  • この会社から次へ進む際に生かされている可能性がある経験
  • 自分が応募前に確認しなければならないこと

文章にできない部分は、まだ情報が足りない項目です。

追加の企業研究や面接で確認しましょう。

転職データを面接準備へ生かす方法

転職元・転職先の情報は、会社選びだけでなく、応募理由やキャリアプランを整理する材料にもなります。

応募理由を具体化する

「成長できそうだから」「さまざまな経験を積めそうだから」だけでは、応募理由が抽象的になります。

調べた内容をもとに、次のように具体化します。

  • どの業務を経験したいか
  • 前職の何を生かしたいか
  • どの役割へ広げたいか
  • なぜ応募先でその経験を得られると考えたか

将来のキャリアを一本に固定しない

転職事例を見て、特定の会社や役職だけを将来の目標にする必要はありません。

面接では、会社名ではなく、増やしたい経験や担いたい役割を説明したほうが、応募先とのつながりを示しやすくなります。

過去の事例を応募資格の根拠にしない

自分と似た経歴の人が入社した事例を見つけても、「同じ経歴の人がいるので自分も採用される」とは説明できません。

事例から見つけた共通点を、自分の具体的な経験や成果で説明することが必要です。

よくある質問

Q. 転職元と転職先を見れば、その会社の市場価値が分かりますか?

A. 確認できる転職事例から、人材の移動や経験のつながりを考える材料にはなります。ただし、会社や社員全体の市場価値を示すものではありません。

Q. 有名企業からの転職者が多い会社は、よい会社ですか?

A. 出身企業の知名度だけでは、仕事内容や働き方が自分に合うか判断できません。前職で担当していた仕事と、入社後の役割を確認してください。

Q. 有名企業への転職事例があれば、自分も同じ会社へ行けますか?

A. 同じ結果になるとは限りません。本人の経験、成果、役職、応募時期などが異なるため、どの経験が次の仕事へ生かされたのかを見ることが大切です。

Q. 自分と同じ経歴の転職事例がない場合は、応募を避けるべきですか?

A. 避ける必要はありません。掲載事例が少ない場合や、投稿されていない経歴もあります。現在の求人条件と自分の経験を比較して判断しましょう。

Q. 転職先の会社名と職種はどちらを重視すべきですか?

A. 会社名だけでなく、転職前後の職種、担当業務、役割の変化を重視してください。次の仕事へつながった経験を考えやすくなります。

Q. 転職体験談は何件くらい見ればよいですか?

A. 決まった件数はありません。複数の事例を確認し、共通点と個別性の高い事例を分けることが大切です。件数が少ない場合は、求人票や社員紹介、面接で補いましょう。

Q. 転職元・転職先のデータだけで応募先を決めてもよいですか?

A. データだけで決めず、現在の求人、仕事内容、配属、評価、働き方も確認してください。転職事例は判断材料の一つとして使いましょう。

まとめ|会社名ではなく経験の移動を見る

転職元・転職先のデータを見ると、その会社へどのような経験を持つ人が入り、その後どの方向へ進んでいるかを考える材料になります。

確認するときは、次の順番で見ましょう。

  1. 転職元の業界、職種、役職を確認する
  2. 入社前後で仕事がどう変わったかを見る
  3. 転職先の業界、職種、役職を確認する
  4. 複数の事例から共通点と例外を分ける
  5. 自分の経歴と事例の違いを整理する
  6. 現在の求人や採用ページと照らし合わせる
  7. 分からないことを面接で確認する

転職先の会社名だけを追うと、そこで生かされた経験を見落としてしまいます。

職種、役割、担当業務、経験年数まで確認し、前職から入社後、入社後から次の仕事へのつながりを考えてください。

転職元・転職先のデータを使う目的は、将来の転職先を当てることではありません。自分が次の会社で積みたい経験と、その経験から考えられる選択肢を整理することです。

まずは気になる会社を一社選び、「この企業への転職」と「この企業からの転職」を分けて確認してみましょう。

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