その他

バンタンクリエイターアカデミー専門部とは?学費・学べる内容・就職支援を徹底調査

この記事にはアフィリエイト広告を含みます。

「動画編集やYouTubeに興味はある。でも、これを仕事にして本当に食べていけるのだろうか」。就職や転職を考えていると、好きなことを仕事にする道は魅力的な半面、少し怖くも見えます。

バンタンクリエイターアカデミー専門部は、動画クリエイターやVTuber、歌い手など、ネット動画・ネットアーティスト分野を実践的に学ぶスクールです。就職先だけを決めるのではなく、「クリエイティブ分野で働くための技術と経験を身につけたい人」が検討しやすい教育環境といえます。

ただし、ここには非常に大切な確認点があります。バンタンクリエイターアカデミー専門部は、学校法人の認可を受けた「専門学校」ではなく、公式には企業法人立の専門教育機関と案内されています。名前に「専門部」と付いているので少々ややこしいところですが、進路選びでは名前より制度を確認するほうが大切です。

この記事では、2026年8月22日時点の公式情報をもとに、学べる内容、学費、就職支援、向いている人、入学前に確認したい点まで整理します。

目次

まず結論|バンタンクリエイターアカデミー専門部が向いている人

結論からいえば、動画・SNS・ネットエンターテインメントの分野へ進みたい意思があり、座学だけでなく制作や企業との実践経験まで重視する人には検討価値があります。

  • 動画編集、映像制作、YouTubeなどを仕事にしたい
  • VTuber、歌い手などネットアーティスト分野に興味がある
  • 現役クリエイターから実務に近い形で学びたい
  • 作品を作り、ポートフォリオとして就職活動へつなげたい
  • 企業との現場実習や産学連携に魅力を感じる
  • 独学だけでは学習を続けにくいと感じている

反対に、「認可された専門学校を卒業すること」そのものを進路条件にしている場合や、まだクリエイティブ分野へ進むか決められていない場合は、急いで出願する必要はありません。まず制度、学費、希望職種との相性を比較してから判断しましょう。
【公式サイトはこちら↓】

バンタンクリエイターアカデミー専門部とは

バンタンクリエイターアカデミーは、スクール教育と企業での実践教育を組み合わせ、ネット動画・SNS・ネットアーティスト分野などで働く人材を育成する教育機関です。

公式情報では、運営母体であるバンタンは1965年創立で、企業法人立の専門教育機関とされています。2026年4月時点のバンタグループ全体では、在校生9,886人、卒業生215,487人、現役クリエイター講師1,069人と案内されています。

ここで押さえておきたいのが、一般的な認可校とは教育の仕組みが異なる点です。公式では、あえて学校法人の申請をしない方針を示し、その特徴を生かして現役クリエイターによる授業や企業と連携した現場実習を行うと説明しています。

学べるのは大きく「動画」と「ネットアーティスト」の2分野

2027年度4月生の募集情報では、専門部には大きく分けて「動画クリエイター学部」と「ネットアーティスト学部」が用意されています。

学部主な専攻想定される進路例
動画クリエイター学部クリエイター、映像制作、マネージャー・イベントスタッフ動画編集、映像制作、企画、ディレクション、マネジメントなど
ネットアーティスト学部VTuber、歌い手VTuber、Vシンガー、ゲーム実況、サウンド制作、マネジメントなど

ネットアーティスト学部では、VTuberや歌い手として表に立つ仕事だけでなく、ディレクター、プロデューサー、動画編集者、VTuberマネージャーなど、支える側の仕事も進路候補として紹介されています。

「YouTubeが好きだからYouTuberだけ」という一本道ではないわけです。ネット動画の世界は、画面に映っている人より裏側のスタッフのほうが多いこともありますから、職種まで知ってから選ぶほうが進路は広がります。

特徴1|授業を担当するのは現役クリエイター

公式では、授業を担当する講師について「100%現役クリエイター講師」と案内しています。動画やSNSの世界は、使われる技術だけでなく、プラットフォームや見せ方の流行も変わりやすい分野です。

そのため、現場で活動する人から制作方法や仕事の進め方を学べることは、このスクールを検討するうえで大きな特徴になります。ソフトの操作方法だけを覚えるのではなく、企画、制作、発表、仕事につなげるところまで意識した学びが中心です。

もっとも、「現役プロから教われば自動的にプロになれる」という話ではありません。講師がどれほど優秀でも、作品を作る手まで代わりに動かしてくれるわけではありませんからね。授業外を含めて制作量を確保できるかも重要です。

特徴2|企業との現場実習や産学連携がある

バンタンクリエイターアカデミーでは、座学だけではなく、企業との連携や実践的なプロジェクトを教育の柱にしています。

公式では、提携企業や業界企業で実際の仕事を経験する現場実習のほか、産学連携授業、企業作品審査会、学内企業説明会などを就職支援の流れとして紹介しています。

「作品を作ったことがある」だけでなく、「他人と一緒に制作した」「企業の要求を考えて制作した」という経験を積める可能性があることは、就職を目指す人にとって注目したい点です。

ただし、現場実習の内容や参加条件、募集企業は年度や企業側の事情によって変わる可能性があります。希望する企業や仕事内容へ必ず参加できると考えず、説明会で現在の実施状況を確認してください。

特徴3|就職活動は作品づくりから個別求人紹介まで支援

就職支援については、単に求人票を見るだけではありません。公式では、業界研究、自己分析、面接指導、ポートフォリオ制作、企業説明会、企業別ポートフォリオ対策、現場実習、個別求人紹介などが案内されています。

クリエイティブ職では、履歴書だけでなく、自分が何を作れるのかを示すポートフォリオ(作品集)が重要になる職種があります。そこを現役クリエイターやスタッフから指導してもらえる点は、独学との違いを考える材料になります。

公式には、学生向けの求人検索・閲覧環境に加え、個別面談を通した求人紹介も行うとされています。就職活動に手間取っていて「何をアピールすればよいのか分からない」という人には、作品制作と進路相談を同時に進められる環境は一つの選択肢になるでしょう。

就職率を見るときは計算方法まで確認したい

進学先を選ぶとき、「就職率○%」だけを見てしまうのは少し危険です。数字は分母と分子で意味が変わるからです。

バンタンでは希望就職・就業率について、クリエイティブ分野への「就職・就業決定数」を「就職・就業希望者」で割って算出すると説明しています。また、就職・就業決定数には正社員だけでなく、契約社員、アルバイト、アシスタント、事務所・養成所への所属、フリーランス活動なども含まれます。

就職実績を見るときは数字だけでなく、「どの雇用形態・職種を就業として数えているのか」まで確認したうえで、自分が希望する働き方と合うか判断しましょう。

2027年度の学費はいくら?

2026年8月22日に確認した2027年度4月生向け公式情報では、入学金は全学部共通で15万円(税込)です。

年制・通学形態初年度学費
3年制・週4〜5日141万円(税込)
2年制・週4〜5日140万円(税込)
2年制・週3日121万円(税込)

この初年度学費とは別に、入学金や教材関連費用も考えておく必要があります。2027年度の参考金額として、共通のAdobe Creative Cloudライセンスが年44,000円(税込)、動画クリエイター学部ではMacBook Pro約30万円、ネットアーティスト学部ではWindowsノートPC約30万円が案内されています。

すでに推奨スペックを満たすPCを所有している場合は、新たに購入する必要がないとされています。一方、教材費は入学直前まで調整され、正式案内は2月上旬予定です。

「学費だけ払えば終わり」と考えず、入学金、教材、PC、通学費、必要なら一人暮らしの費用まで含めて資金計画を立ててください。

2027年度4月生の入学資格とコース

2027年度4月生の入学資格は、公式情報では2027年4月1日時点で満18歳以上とされています。専門知識のない未経験者にも受験・入学資格があると案内されています。

募集には2年制、3年制があり、一部専攻には週3日の選択肢もあります。ただし、校舎によって設置される専攻や定員が異なるため、「この専攻ならどの校舎でも学べる」と考えないほうがよいでしょう。

2026年8月22日時点では東京、大阪、名古屋の各校に加え、仙台では2027年4月に新設コースが予定されています。なお、仙台校は菅原学園 専門学校デジタルアーツ仙台との提携コースと公式に記載されており、他校と制度上の扱いを混同しないよう個別に確認してください。

「専門学校」ではない点は進路選びで必ず確認

ここは記事の中でも特に重要です。バンタンクリエイターアカデミー専門部について、一般的な認可専門学校と同じものとして紹介するのは適切ではありません。

公式では、バンタンは学校法人ではなく企業法人立の専門教育機関であり、あえて学校法人の申請をしない教育方針を示しています。その理由として、現役プロ講師による実践教育や企業との現場実習を柔軟に行うことを挙げています。

これは単純に良い・悪いで決める問題ではなく、自分が進学先に何を求めるかによって評価が変わります。次の点を、自分の希望と照らして考えてみてください。

  • 学校としての認可区分を重視するのか
  • 学歴・資格上の扱いを重視するのか
  • 実践経験や作品制作を重視するのか
  • 目指す企業の応募資格を満たせるか

公式就職支援ページでは、専門卒以上を応募条件とする一部企業について、バンタンクリエイターアカデミーが応募条件を満たす例があると説明されています。ただし、企業の採用条件は年度によって変わります。応募したい企業が決まっている人は、その企業の最新採用条件を自分でも確認することが重要です。

就職・転職に悩んでいる人が考えたい3つのポイント

1.「動画が好き」と「動画を仕事にしたい」を分けて考える

YouTubeを見ることが好きでも、編集作業を何時間も続ける仕事が好きとは限りません。逆に、自分が出演することには興味がなくても、編集、撮影、企画、マネジメントなら面白いと感じる人もいます。

学校選びの前に、まず「何を作る側になりたいのか」を考えてみてください。職種まで決まっていなくても、制作側、出演側、支援側のどこに興味があるか整理するだけで見え方が変わります。

2.就職支援の有無だけでなく、自分が何を作れるようになるかを見る

クリエイティブ職への就職では、学校名だけでなく作品やスキルが判断材料になる場面があります。そのため、求人の数だけを見るより、在学中にどのような作品を作り、どの程度ポートフォリオへ残せるのかを確認したほうが具体的です。

3.学費を「将来への投資」という言葉だけで片づけない

教育費では「自己投資」という便利な言葉がよく出てきます。ただ、投資と呼んだから財布が急に軽くならないわけではありません。

希望職種、学べる内容、通学期間、総費用を並べ、「この金額と時間を使う理由を自分で説明できるか」を考えてみましょう。説明会では、卒業後の進路だけでなく、途中で進路変更した場合の選択肢も聞いておくと判断しやすくなります。

あらためて確認|向いている人・保留してよい人

バンタンクリエイターアカデミー専門部が向いている人

  • 動画編集や映像制作を基礎から実践まで学びたい人
  • YouTube・TikTokなどネット動画業界を仕事候補にしたい人
  • VTuber、歌い手などネットアーティスト分野へ進みたい人
  • 現役クリエイターとの接点を重視する人
  • 企業プロジェクトや現場実習へ積極的に参加したい人
  • 一人で勉強するより、講師や担任へ相談できる環境がほしい人
  • 作品制作と就職活動を並行して進めたい人

いったん保留・見送ってもよい人

一方、次の条件に当てはまる場合は、すぐに出願するより比較を続けたほうがよいでしょう。

  • 認可された専門学校へ進学すること自体が条件になっている
  • 希望職種がクリエイティブ業界かどうか、まだ決まっていない
  • 授業料やPC代を含めた資金計画が立っていない
  • 独学、大学、認可校、職業訓練など他の方法をまだ比較していない
  • 企業実習や制作中心の学習より、資格取得を最優先したい

迷っている段階なら「入るか、入らないか」を今すぐ決めるより、説明会で自分の希望職種とカリキュラムがつながるか確かめるほうが先です。

説明会・資料で確認しておきたい質問

資料を見るだけでは分かりにくい部分は、説明会や個別相談で具体的に聞いてみましょう。

  1. 希望職種に合う専攻はどれか
  2. 卒業生はどのような雇用形態で働いているか
  3. 希望する業界への就職実績はどの程度あるか
  4. 現場実習へ参加するための条件はあるか
  5. どのようなポートフォリオを卒業までに作れるか
  6. 年間の授業日数と、自主制作に必要な時間はどの程度か
  7. 学費以外に必要になる教材・機材費はいくらか
  8. すでに持っているPCを利用できるか
  9. 就職活動が卒業時までに決まらなかった場合、どのような支援があるか
  10. 自分が志望する企業の応募資格に対応できるか

特に最後の質問は重要です。学校側に「就職できますか」と聞くだけでは答えが大きすぎます。「映像制作会社で編集職を希望しています」「VTuber運営会社でマネージャー職を考えています」のように具体化すると、比較に使える回答を得やすくなります。
【公式サイトはこちら↓】

よくある質問

バンタンクリエイターアカデミー専門部は専門学校ですか?

学校法人の認可を受けた専門学校ではありません。公式では、バンタンを企業法人立の専門教育機関と案内しています。制度上の扱いを重視する人は、出願前に必ず確認してください。

未経験でも入学できますか?

2027年度4月生の公式入学案内では、満18歳以上であれば、専門知識のない未経験者にも受験・入学資格があると案内されています。入試方式や募集状況は時期によって異なるため、出願時の条件を確認しましょう。

動画編集だけを学ぶスクールですか?

動画編集だけではありません。映像制作、企画、クリエイター活動、マネジメント、イベント運営、VTuber、歌い手など複数の分野があります。希望する仕事から逆算して専攻を選ぶことが大切です。

就職サポートはありますか?

公式では、個別進路指導、求人紹介、業界研究、面接指導、ポートフォリオ制作、企業説明会、現場実習などが案内されています。ただし、希望企業への就職を保証する制度ではありません。

社会人の転職目的でも検討できますか?

専門部の2027年度4月生は満18歳以上が入学資格となっており、年齢上限は今回確認した公式入学案内では明記されていません。ただし、現在の仕事と両立したい場合は、授業日数や時間帯を確認し、社会人向けの別コースも含めて比較するとよいでしょう。

まとめ|「好き」を仕事にするなら、職種と費用まで具体化して判断しよう

バンタンクリエイターアカデミー専門部は、動画クリエイターやネットアーティスト分野を、現役クリエイター講師や企業との実践を通して学ぶ教育機関です。

現場実習、産学連携、ポートフォリオ指導、個別求人紹介など、クリエイティブ業界への進路を意識した仕組みが確認できます。一方で、学校法人の認可を受けた専門学校ではない点や、入学金・学費・PC・教材などまとまった費用が必要になる点は、申し込む前に理解しておきたいところです。

最終判断では、希望職種、学べる内容、制度上の扱い、総費用、卒業後の働き方の5点を確認してください。そこまで整理して「この環境なら作品を作り続けられそうだ」と思えるなら、資料や説明会でさらに具体的なカリキュラムを確認する段階です。

参考資料

  • バンタンクリエイターアカデミー公式「バンタンクリエイターアカデミーについて」(確認日:2026年8月22日)
  • バンタンクリエイターアカデミー公式「入学案内」(確認日:2026年8月22日)
  • バンタンクリエイターアカデミー公式「学費・クレジット」(確認日:2026年8月22日)
  • バンタンクリエイターアカデミー公式「就職・生活サポート」(確認日:2026年8月22日)
  • バンタンクリエイターアカデミー公式「保護者・教育関係者の方へ」(確認日:2026年8月22日)

関連記事

  1. 障害者の就職相談はどこでする?ハローワーク・就労支援・民間サービスの選…

PAGE TOP
目次