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持ち帰り仕事がつらいときは、家でしている作業と時間、締切、指示を整理し、勤務時間内に進める時間や分担を園長・主任へ相談しましょう。
調整を試した後も、家での作業が減ったかを確かめ、残る負担を園へ伝えてください。
指導計画を書き、行事の準備をしていたら、休むはずの夜が終わってしまう。
そんな日が続くと、保育の仕事を続けたい気持ちがあっても、転職を考えたくなることがあります。
まずは現職で何が負担になっているかを整理します。
そのうえで別の園も検討する場合は、「持ち帰りなし」という表示だけで決めず、記録や準備を勤務中に行なえる体制を具体的に確かめてください。
別の園の情報も集めたい方は、リスジョブの保育職向け登録案内で、最初に選べる保有資格を確認できます。
登録を進める前に、自分の資格と相談したい働き方を整理しておきましょう。
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持ち帰り仕事を「何を・いつ・なぜ」で整理する
ここでいう持ち帰り仕事は、園で終わらなかった書類や準備などを自宅で行なう場面を指します。
指導計画、保育記録、おたより、制作物、行事の準備など、実際に負担になっている作業は人によって違います。
最初から細かな集計表を完成させる必要はありません。
直近でつらかった一回を選び、次の項目をメモします。
作業が続く場合は、通常の週と行事前の違いが分かるように追記しましょう。
- 作業名と、どこまで終える必要があったか
- 家で作業した日、開始・終了時刻、中断した時間
- 締切と、誰からどのように求められたか
- 勤務時間内に作業できなかった事情
- 園長・主任などへ相談した日、相談内容と回答
たとえば「行事の飾りを作る、21時から22時、翌朝まで、日中は保育対応が続いて作業の時間を取れなかった」といった書き方です。
休憩や家事で中断した時間は分け、記憶が曖昧なら概算と分かるようにします。
作業名と時間のメモに、子どもの情報を入れない
負担を説明するメモには、園児や保護者の氏名、写真、家庭の事情などを書き込まないようにします。
「個別記録の作成」のような作業名で整理できれば、記録本文を写す必要はありません。
相談のために、保育記録を私物のスマートフォンで撮影したり、個人メールやクラウドへ転送したりしないでください。
資料の扱いに迷う場合は、園の規程と指定の管理方法を確認します。
作業量の相談と、個人情報を含む資料の持ち出しは分けて考えましょう。
現職には「時間・分担・書類・締切」を相談する
メモができたら、園長や主任など、業務量や勤務の調整を相談できる相手に伝えます。
「仕事を減らしてほしい」だけでなく、どの作業を園内に戻したいかを具体的に話すと、検討する内容が明確になります。
勤務時間内に、保育から離れて作業する時間を確保する
記録を書く時間を確保するには、その間の保育を誰が担当するかも必要です。
「午睡中に書けばよい」と言われても、安全確認や連絡対応をしながらでは、集中して作業できないことがあります。
実際に離れられる時間帯と、交代する職員の配置を一緒に相談してください。
こども家庭庁が掲載する2021年3月の業務負担軽減ガイドラインでも、子どもから離れて事務作業などを行なう時間の確保が紹介されています。
この作業時間は休憩とは別です。
休憩を記録作業に充てて解決したことにせず、休む時間と仕事をする時間の両方を確認しましょう。
一人に偏った準備と、二重に書く項目を見直す
行事準備なら、制作量、担当者、必要な完成度、分担できる工程を確認します。
個人の工夫で早く作ることだけを目標にせず、園として必要な量や方法を話し合う材料にしてください。
同じ内容を複数の書類に書いている場合は、どの項目が重なっているかを相談します。
公的ガイドラインにも、重複する書類や様式の見直しが示されています。
必要な保育記録や安全上の確認を自己判断で省くのではなく、目的を確かめて、園として変更できる範囲を検討します。
ICTを使っていても、紙への転記が残っていれば作業が増える場合があります。
入力が苦手なら操作を教わる時間も含め、何に時間がかかっているのかを分けて相談しましょう。
締切と優先順位を相談し、次の確認日を決める
同じ日に書類と行事準備が重なるなら、締切を変えられるか、どちらから進めるかを確認します。
相談時には、次のように事実と希望をつなげて伝えられます。
「今週は[作業名]を家で[時間]行ないました。
勤務中は[保育対応などの事情]で、作業の時間を確保できませんでした。
[締切]までに終えるため、勤務内の作業時間と分担を相談したいです。
難しい場合は、優先する業務と締切を一緒に確認できますか。」
話し合った後は、誰が何を調整するか、いつから試すか、いつ結果を確認するかをメモします。
作業時間が取れなかった場合も、その理由と残った業務を伝えて再相談してください。
一度「検討します」と返事をもらったことと、実際に負担が減ったことを分けて確認します。

持ち帰り仕事は違法? 労働時間の考え方を確認する
持ち帰ったという場所の違いだけで、違法かどうかは決まりません。
厚生労働省のガイドラインでは、使用者の指揮命令下にある時間が労働時間とされ、明示の指示だけでなく、黙示の指示によって業務を行なう時間も対象になります。
「家でやって」と直接言われていない場合も、締切や分量、勤務中の作業時間などの実態が判断に関わります。
労働時間に当たるかは、場所や本人の申告名目だけでなく、こうした客観的な事情から判断されます。
作業名・時刻・求められた内容を整理し、労働時間の記録方法と賃金の扱いを確認してください。
園内で確認しても解決しない場合や、園へ直接相談しにくい場合は、労働基準監督署や総合労働相談コーナーへ相談する方法があります。
地域の労働局の公式案内で、労働時間・賃金など相談内容に合う窓口と受付方法を確認しましょう。
個別の適法・違法や支払額は、指示や実態を確認したうえで判断されるため、この記事の例だけで結論を出さないでください。
現職で調整したい作業が分かったら、転職先への希望も「記録を書く時間」「その間の保育担当」のように具体化できます。
人材会社への相談も検討する方は、リスジョブの保育職向け登録案内を確認し、連絡を受ける準備ができてから利用を判断してください。
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転職前は「持ち帰りなし」を支える体制を聞く
現職での改善を相談しながら、別の園の条件を比較することもできます。
次の園では、今つらいと感じている作業を、いつ、誰が、どのように進めるかを質問に変えてみましょう。
- 「指導計画や保育記録を書く時間は、勤務中のどの時間帯に確保されていますか」
- 「その間、クラスの保育や保護者対応は、どの職員が担当しますか」
- 「直近の行事前は、制作や準備をどのように分担しましたか」
- 「ICT入力のほかに、同じ内容を紙へ記入する作業は残っていますか」
- 「勤務内に終わらない場合、誰に相談し、どのように時間を記録しますか」
日本保育サービスの採用FAQには、保育中に作業できる時間を別に確保する取組が紹介されています。
こうした説明を参考に、「時間がありますか」の先に、担当者や交代の仕組みまで聞くと、働く一日を想像しやすくなります。
応募先ごとに作業時間や交代の体制を聞き、説明を受けた内容で比較してください。
見学で説明を受けたら、回答した人と日付、確認できた内容を残します。
通常期の説明だけなら行事前も聞き、ルールがあることと実際の運用を分けて確認しましょう。
小規模園、ICT導入園、正社員以外の求人という条件だけで、持ち帰りがなくなるとは判断できません。

リスジョブで探す場合も、作業体制の確認を残す
リスジョブには、自分で求人を検索する機能と、人材会社を探して登録する機能があります。
求人検索では勤務地・資格・雇用形態などを基に候補を探し、仕事内容と勤務条件を読み比べられます。
正社員の保育士として転職したい方は、通勤できる地域と資格を指定し、候補の園で記録や準備を勤務中に行なえるかを確認してください。
検索結果の言葉だけで判断せず、前の節の質問を、求人の問い合わせ先や登録先の人材会社へ伝えると、確認したい点が明確になります。
一括登録を利用する場合は、登録先となる人材会社、個人情報の取扱い、連絡方法を画面で確かめます。
登録後の求人相談や、応募先への確認をどこまで頼めるかは、登録した人材会社へ確認してください。
具体的な求人紹介や転職相談の相手は、登録先の人材会社です。
リスジョブの登録・求人相談は無料です。
一括登録をすると、登録先の人材会社から電話やメールなどで連絡が入り、希望条件を伝えて求人の紹介を受ける流れです。
複数社へ登録する場合は、それぞれから連絡が来るため、対応できる時間帯と連絡方法を担当者に伝えましょう。
たとえば相談時には、「勤務内に記録を書く時間が取れることを優先し、交代する保育担当と行事前の準備の分担も確認したいです」と伝えられます。
回答をもらったら、確認できた園・確認日・具体的な作業体制をメモし、求人票の条件と合わせて比べてください。
確認できていない条件は担当者へ追加で質問し、回答を得てから応募や退職を考えて構いません。
合う候補がないときは応募を保留し、現職で改善を続ける、自分で求人を探す、人材会社へ相談するという選択肢から、今の状況に合う進め方を選びましょう。
持ち帰り仕事でよくある質問
自分の仕事が遅いせいなら、相談しない方がよいですか?
相談して構いません。
操作や書き方を教わる必要があるのか、作業時間や分担が足りないのかは、実際の業務を見て分けます。
「記録入力のこの操作で止まる」「保育対応が続き入力時間がない」のように、困っている場面を具体的に伝えてください。
自分から持ち帰った仕事なら、労働時間にはなりませんか?
「自分から」という説明だけで一律には決まりません。
指示、締切、作業量、勤務中の状況などの実態も確認する必要があります。
記録の扱いに疑問があれば、作業と指示の経過を整理して園や公的窓口に相談しましょう。
つらくて辞めたい場合も、改善を待つ必要がありますか?
無理に改善を待ち続ける必要はありません。
睡眠や体調に影響している場合は、休息や受診、職場の相談先の利用も考えてください。
転職を検討するときも、退職時期を急いで確約せず、生活と次の勤務条件を確かめながら選べます。
まとめ|家で抱えている仕事を、相談できる事実にする
持ち帰り仕事の負担は、作業・時間・締切・指示と、勤務中にできなかった事情に分けると、現職へ伝える材料になります。
勤務内の作業時間、交代と分担、重複書類、締切を相談し、実際に改善したかまで確認しましょう。
別の園を選ぶ場合も、記録を書く時間と、その間の保育を支える体制を確認してから判断してください。
リスジョブなどで候補を探すときも、今の困り事を具体的な質問に変え、自分が続けられる条件を確かめていきましょう。
次の園に求める条件がまとまり、人材会社からの連絡を受けられる方は、リスジョブの登録案内で資格の選択肢を確認してみましょう。
登録後に相談する際は、記録時間・交代・行事前の分担について、希望と質問を担当者へ伝えてください。
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参考資料
- こども家庭庁掲載「保育分野の業務負担軽減・業務の再構築のためのガイドライン」(2021年3月、確認日:2026年11月1日)
- 大阪労働局「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」「総合労働相談コーナーのご案内」(確認日:2026年11月1日)
- 日本保育サービス採用サイト「よくある質問(FAQ)にお答えいたします!」(確認日:2026年11月1日)
- リスジョブ「サービス内容」「保育の求人・転職・派遣・お仕事探しならリスジョブ!」(確認日:2026年11月1日)





