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心理カウンセラー関連の通信講座を探していると、「資格を取れば転職で役立つのか」「似た名称の資格と何が違うのか」と迷うことがあります。
通信講座TERADAのメンタルケア心理士®資格取得講座は、心理学やカウンセリングだけでなく、精神医学、解剖生理学、薬理学なども学ぶ講座です。文部科学省後援「こころ検定®」2級にも対応しています。
心理学の入門だけでなく、心と身体、精神疾患、薬に関する基礎まで体系的に学びたい人にとって、比較候補になる講座です。
ただし、講座を修了しただけで自動的にメンタルケア心理士®を名乗れるわけではありません。また、資格を取得すれば就職や転職が決まるものでもありません。
この記事では、講座の特徴、料金、資格取得条件、転職での活かし方、向いている人、申込み前の注意点を整理します。
メンタルケア心理士®資格取得講座の基本情報
メンタルケア心理士®資格取得講座は、通信講座TERADAが提供する心理学・心理カウンセリング分野の講座です。
公式案内で確認できる基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 講座名 | メンタルケア心理士®資格取得講座 |
| 提供元 | 通信講座TERADA |
| 目指せる資格・検定 | こころ検定®2級、メンタルケア心理士® |
| 対象レベル | 心理学・心理カウンセラーの中級資格を目指す人 |
| 受講期間 | 最短3か月~標準4か月、無料延長4か月 |
| 受講料 | 62,000円 |
| 教材 | 2024年4月改訂版の講座教材 |
| 学習形式 | 通信学習 |
料金や受講条件は変更される場合があります。申込み前に、現在の受講料、教材内容、受講期限、追加費用を確認してください。
現在の講座内容、受講料、学習期間を確認したい方は、案内ページを確認してください。
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先に結論|この講座が向いている人
メンタルケア心理士®資格取得講座は、次のような人に向いています。
- 心理学だけでなく、精神医学や身体の仕組みまで学びたい人
- 人事、福祉、介護、教育、接客などの経験に心理知識を加えたい人
- 文部科学省後援「こころ検定®」2級の合格を目指したい人
- 資格名の知名度より、学習内容の専門性を重視する人
- 通学ではなく、自宅で計画的に学習したい人
一方で、国家資格を取得したい人、資格だけですぐ心理職へ転職したい人、対面での実技訓練を最優先する人には、別の進路や講座が合う可能性があります。
この講座の価値は、資格名だけではなく、心理学・医学・カウンセリングを関連づけて学べる点にあります。
特徴1|文部科学省後援「こころ検定®」2級に対応
本講座は、文部科学省後援「こころ検定®」2級の学習に対応しています。
ここで注意したいのは、文部科学省が後援しているのは「こころ検定®」であり、TERADAの講座そのものやメンタルケア心理士®資格を文部科学省が認定しているわけではないことです。
そのため、「文部科学省認定講座」「文部科学省公認の心理士」「国が認めたカウンセラー資格」といった表現は正確ではありません。
こころ検定®は、心理学に基づく知識や技能を段階的に確認する検定です。2級では、心理学、精神医学、カウンセリング、心と身体の関係など、相談援助に関わる幅広い分野が対象になります。
資格の名称だけでは、何を学んだのかが採用担当者へ伝わりにくい場合があります。検定の級と学習分野を説明できることは、履歴書や面接で学習内容を具体化する材料になります。
特徴2|心理学だけでなく医学分野まで学ぶ
この講座の大きな特徴は、心理学やカウンセリング技法だけに学習範囲を限定していないことです。
公式案内や認定団体の出題範囲では、次のような分野が示されています。
| 学習分野 | 主な内容 |
|---|---|
| 心理学 | 生理心理学、認知心理学、発達心理学など |
| カウンセリング | 来談者中心療法、カウンセリングの基本技法など |
| 解剖生理学 | 脳、神経、感覚器、内分泌系など身体の基本構造 |
| ストレス | ストレスの考え方、身体反応、心理学的研究 |
| 精神医学 | 精神医学の基礎、精神疾患の分類、DSM-5など |
| 薬理学 | 薬の吸収、分布、代謝、排泄などの基礎 |
相談を受ける仕事では、悩みを心理面だけで捉えず、身体状態、生活環境、医療機関との連携が必要になる場面があります。
ただし、精神医学や薬理学を学んだからといって、病気を診断したり、薬について個別に指示したりできるようになるわけではありません。診断や治療は医師などの専門職が担う領域です。
講座で学ぶ医学知識は、専門職の代わりになるためではなく、相談援助の範囲と専門家へつなぐ必要性を理解するための基礎と考えるのが適切です。
心理学だけでなく、精神医学や薬理学を含むカリキュラムを確認したい方は、詳しい講座案内をご覧ください。
【クリック↓】

メンタルケア心理士®になるための条件
メンタルケア心理士®は、講座へ申し込んだだけ、または教材学習を終えただけで自動的に認定される資格ではありません。
通信講座TERADAからメンタルケア心理士®を目指す場合は、主に次の条件を満たす必要があります。
- メンタルケア心理士®教育課程を修了する
- こころ検定®2級を受検して合格する
- 所定の書類をそろえて資格登録を申請する
- 資格登録料を支払う
メンタルケア学術学会の案内では、こころ検定®2級の合格証に加え、メンタルケア心理士®講座の修了証など、指定された資格・経歴を証明する書類が必要です。
2026年2月時点の資格登録料は6,100円と案内されています。講座受講料とは別に必要になるため、総費用を考える際は見落とさないようにしましょう。
「受講料62,000円だけで資格取得まで完了する」とは限りません。検定受検料や資格登録料を含めて確認することが大切です。
検定の日程、受検料、申込期間、資格登録条件は変わる可能性があります。受講を始める前に、講座提供元、こころ検定®、認定団体の案内をそれぞれ確認してください。
資格が国家資格かどうか、文部科学省後援がどこに付いているのかを詳しく確認したい方は、次の記事が参考になります。
メンタルケア心理士®は転職・就職に役立つ?
メンタルケア心理士®を取得すれば、就職や転職で必ず有利になるとはいえません。
採用では、資格だけでなく、これまでの実務経験、応募職種に必要な能力、コミュニケーション力、志望理由なども総合的に判断されます。また、求人によっては公認心理師など特定の資格が応募条件になっています。
一方で、人とのコミュニケーションや相談対応が多い仕事では、心理学やメンタルケアを体系的に学んだ経験を自己PRへつなげやすくなります。
学習内容を活かしやすい仕事の例
- 人事・労務・採用・社員研修
- 福祉・介護・生活支援
- 就労支援・キャリア支援
- 教育・学習支援
- 医療機関の受付や患者支援
- 接客・カスタマーサポート・相談窓口
- 管理職・チームリーダー
これらは、メンタルケア心理士®がなければ就けない仕事という意味ではありません。また、資格を取得すれば採用されるという意味でもありません。
すでに持っている職務経験に、心理学や相談援助の学習を加えることで、応募先に説明できる内容が増える可能性がある仕事です。
| これまでの経験 | 組み合わせて説明しやすい学習内容 |
|---|---|
| 人事・労務 | ストレス、職場のメンタルヘルス、相談援助の基礎 |
| 介護・福祉 | 利用者とのコミュニケーション、心理理解、専門職との連携 |
| 接客・相談窓口 | 傾聴、相手の感情を整理して受け止める基礎 |
| 教育・学習支援 | 発達心理学、対人関係、相談対応の基礎 |
| 管理職 | 部下との面談、ストレス反応への基礎理解 |
転職で伝えるときは、「資格を持っている」だけで終わらせず、何を学び、これまでの経験とどう結びつくかを説明することが重要です。
活かしやすい職種、評価されやすい条件、心理職を目指す場合の注意点は、次の記事で詳しく整理しています。
履歴書には書ける?
正式な認定手続きを終えている場合は、取得年月と正式名称を履歴書の資格欄へ記載できます。
ただし、次の状態はそれぞれ異なります。
- 講座を受講している途中
- 講座を修了した状態
- こころ検定®2級に合格した状態
- メンタルケア心理士®の資格登録を終えた状態
受講中の段階で「メンタルケア心理士®取得」と書いたり、こころ検定®2級合格だけでメンタルケア心理士®を名乗ったりすることは避けましょう。
また、「文部科学省認定メンタルケア心理士」と書くのも正確ではありません。文部科学省が後援しているのは、こころ検定®です。
履歴書では資格名に加えて、心理学、精神医学、カウンセリングなど、応募職種に関係する学習内容を自己PR欄で補足すると伝わりやすくなります。
取得状況別の書き方や自己PRの組み立て方は、次の記事で確認できます。
メンタルケア心理士®資格取得講座のメリット
心理と身体を関連づけて学べる
心理学だけでなく、脳や神経、ストレス反応、精神疾患、薬理学まで学習範囲に含まれています。
相談援助では、すべての問題を気持ちの持ち方だけで説明できません。心身の関係や、医療・行政など他分野との連携を考える基礎を学べることは、この講座の特徴です。
検定試験という学習目標がある
通信講座は、自分のペースで学べる反面、学習目的が曖昧になると継続しにくい面があります。
こころ検定®2級の合格という目標があるため、試験日から逆算して学習計画を立てやすくなります。
学習内容を具体的に説明しやすい
民間資格を履歴書に書いても、資格名だけでは採用担当者に内容が伝わらない場合があります。
本講座では、心理学、精神医学、解剖生理学、カウンセリングなど、学んだ分野を具体的に説明できます。
通信講座で学習を進められる
通学時間を確保しにくい人でも、自宅を中心に学習できます。
最短期間だけを目標にするのではなく、仕事や生活と両立できる学習時間を考え、標準期間や無料延長期間も含めて計画することが大切です。
デメリットと申込み前の注意点
国家資格ではない
メンタルケア心理士®は民間資格です。公認心理師などの国家資格とは、取得経路や資格の位置づけが異なります。
医療機関や公的機関などで心理専門職を目指す場合は、応募したい求人の必須資格を先に確認してください。
資格だけで就職が決まるわけではない
資格取得は学習実績を示す材料にはなりますが、実務経験や国家資格の代わりになるとは限りません。
特に未経験から心理職への転職を考えている場合は、希望する仕事の求人要件、業務内容、必要な実習経験まで確認する必要があります。
講座修了以外にも費用と手続きがある
講座受講料のほかに、こころ検定®2級の受検料や、メンタルケア心理士®の資格登録料が必要になります。
再受検する場合の費用や、資格の更新制度があるかどうかも、申込み前に確認しておきましょう。
単体講座では実技量を確認したい
単体のメンタルケア心理士®講座は、心理学やカウンセリングの知識を学ぶことが中心です。
TERADAには、対面またはオンラインのカウンセリング実技を組み合わせた別の講座も案内されています。実技を重視する人は、単体講座と実技付き講座の教材、演習回数、費用を比較してください。
医学用語を含むため、入門講座より学習範囲が広い
精神医学、解剖生理学、薬理学などが含まれるため、心理学の入門知識だけを気軽に学びたい人には、内容が重く感じられる可能性があります。
まず心理学の初歩やコミュニケーションを学びたい場合は、初級講座を含めて比較したほうがよいでしょう。
難易度、学習期間、受講料以外に必要な費用を詳しく確認したい方は、次の記事が参考になります。
向いている人・向いていない可能性がある人
| 向いている人 | 向いていない可能性がある人 |
|---|---|
| 心理学と医学の両方を学びたい | 心理学の入門だけを短く学びたい |
| 現在の仕事に相談援助の知識を加えたい | 資格だけですぐ転職したい |
| こころ検定®2級を目標に学びたい | 試験を受けずに資格を取得したい |
| 自宅で計画的に学習できる | 対面授業がないと学習を続けにくい |
| 資格名より学習内容を重視する | 求人で広く指定される資格を最優先したい |
| 職務経験と心理知識を組み合わせたい | 国家資格の取得を目的としている |
国家資格が必要な仕事を目指している場合や、対面実習を最優先する場合は、申込みを急がず、別の教育課程も比較してください。
ほかの心理カウンセラー講座と比較するポイント
心理カウンセラー関連の民間資格は、名称だけでは違いが分かりにくいことがあります。
比較するときは、次の項目を同じ条件で確認しましょう。
| 比較項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 資格区分 | 国家資格か民間資格か |
| 認定団体 | どの団体が認定し、取得条件を公開しているか |
| 取得条件 | 講座修了だけか、試験合格や登録が必要か |
| 学習範囲 | 心理学、医学、カウンセリング、実技をどこまで学ぶか |
| 実技 | ロールプレイ、対面演習、オンライン演習があるか |
| 総費用 | 受講料、受検料、登録料、更新料を合計する |
| 学習期間 | 標準期間、最短期間、延長期間を確認する |
| 仕事との一致 | 希望する求人の必須資格や歓迎条件に合うか |
価格の安さだけで選ぶと、必要な実技が含まれていなかったり、資格認定に追加費用がかかったりすることがあります。
反対に、学習範囲が広い講座がすべての人に適しているわけでもありません。自分の目的に必要な範囲を学べるかで判断してください。
申込み前に確認したい8項目
- 単体講座とセット講座のどちらが目的に合うか
- 現在の受講料と支払い方法
- 受講料に含まれる教材とサポート
- 標準学習期間と無料延長期間
- こころ検定®2級の受検料と日程
- メンタルケア心理士®の資格登録条件と登録料
- 対面・オンライン実技の有無
- 返品、キャンセル、受講中止の条件
特に、転職を目的に受講する場合は、講座を申し込む前に希望職種の求人を数件確認してみましょう。
求人で求められている資格、実務経験、仕事内容を確認すると、この資格を優先すべきか、別の資格や実務経験を先に積むべきか判断しやすくなります。
講座内容と取得条件が自分の目的に合うか確認したい方は、現在の案内を読んでから判断してください。
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参考資料
- メンタルケア学術学会「メンタルケア心理士®認定試験について」(2026年8月4日確認)
- 一般財団法人日本こころ財団「こころ検定とは」(2026年8月4日確認)
- 一般財団法人日本こころ財団「各級について」(2026年8月4日確認)
- 文部科学省「文部科学省後援名義等の使用許可申請について」(2026年8月4日確認)
よくある質問
Q. メンタルケア心理士®は国家資格ですか?
A. 国家資格ではなく、メンタルケア学術学会が認定する民間資格です。公認心理師などの国家資格とは取得経路や位置づけが異なります。
Q. 講座を修了すればメンタルケア心理士®になれますか?
A. 講座修了だけでは資格登録は完了しません。こころ検定®2級への合格と、講座修了証など所定書類による資格登録申請が必要です。
Q. 文部科学省が認定している資格ですか?
A. 文部科学省が後援しているのは「こころ検定®」です。メンタルケア心理士®資格やTERADAの講座を、文部科学省が認定しているという意味ではありません。
Q. 資格を取得すれば心理カウンセラーとして就職できますか?
A. 資格取得だけで就職が決まるものではありません。求人によって必要資格や実務経験が異なります。応募前に必須条件を確認し、これまでの経験と学習内容を組み合わせて説明することが大切です。
Q. 心理学を初めて学ぶ人でも受講できますか?
A. 公式案内では中級資格を目指す講座として位置づけられています。心理学だけでなく、解剖生理学、精神医学、薬理学なども含むため、初学者は学習時間を十分に確保する必要があります。入門から始めたい場合は、初級講座との比較も検討してください。
まとめ|資格名より学習内容と目的の一致で判断しよう
メンタルケア心理士®資格取得講座は、心理学とカウンセリングに加えて、解剖生理学、精神医学、薬理学まで学べる通信講座です。
文部科学省後援「こころ検定®」2級という明確な学習目標があり、心理学を体系的に学びたい人には比較しやすい講座といえます。
一方で、メンタルケア心理士®は国家資格ではなく、取得すれば就職や転職が保証されるものでもありません。講座修了のほか、こころ検定®2級の合格、資格登録申請、登録料も必要です。
現在の仕事に心理知識を加えたい人や、人と関わる仕事で学習内容を活かしたい人は、講座内容と希望職種の求人条件を照らし合わせて判断してください。
国家資格が必要な仕事を目指している人、対面実習を重視する人、資格だけで早期転職したい人は、ほかの教育課程や資格も含めて比較したほうがよいでしょう。









